BiND7パッケージの事

BiND7のパッケージが出来る迄の苦難の日々を綴りました。

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皆様こんにちは。ディレクターのコウです。
漸く暖かくなって来ました。
花粉飛散さえ終息すればとても過ごし易い気候ですね。
今飛散ピークですが(泣

本日はBiND7パッケージ製作秘話などお届けしたいと思います。
今回初めて私がパッケージ製作ディレクションを担当しましたが、想像を絶する大変さでした。
デジタルステージのパッケージデザインに対する拘りは非常に強く、今回もその精神を崩さぬ様、全力で取り組んだ次第です。

今回デザインを担当してくださったのは、MARUの杉山紘一さん。パッケージデザインで数々の受賞歴があり、デザイン学校の講師なども務めるグラフィックデザイナーさんです。
こちらの要望を上回る多面的な視点からパッケージの方向性をご提案頂きました。結果今迄にない新たな試みを反映出来たパッケージに仕上がったと思います。

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最初の打ち合わせは2013年末。パッケージ製作の大枠の概要の確認と方向性のブレスト。
僅かな製作時間にも関わらず、年明け早々の第二回打ち合わせで既に幾つかのデザイン案をお持ち頂けました。流石仕事が早い。
社内で検討して方向性を決定。そこから細かいブラッシュアップを繰り返します。

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さて、パッケージデザインと云いましても、中身も含めてのデザインになるので、これだけでは終わりません。
インストールディスクや帯など多数のアイテムがあり、中でも同梱のコンセプトブックの製作が大変でした。
勿論写真も全てオリジナルで撮り下ろしております。撮影はカメラマンの豊田佳弘さんにお願いしました。

杉山さんが作成したデザインイメージを元に撮影場所や小道具、構図などを想定します。今回はデジタルステージが入居しているIID世田谷ものづくり学校にご協力頂いて撮影しました。

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先ずはDSスタッフもよく利用する『GO SLOW ゆっくりとカフェ』でキッチンの撮影から。

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それから事務所の片隅でDSスタッフ(ライオン好き)に協力してもらっての撮影。

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それから細かい撮影をこなしつつ、スタジオで表紙の撮影。
配置するアイテムや位置、角度などを細ーかく調整し乍ら撮影しての繰り返し。表紙にあたる写真なので念入りに撮影されました。
ちなみに後ろに写っているアコースティックギターは私の個人所有です。

その後また別の部屋で様々なシチュエーションの撮影を行い終了。

そんな中パッケージ製作は次の段階へ。
デザイン確定後、印刷会社さんにお願いして校正を進めて頂いておりました。
Webのデザインはデータが出来上がれば完了ですが、印刷物はここからどの紙素材にどの様な印刷方法で印刷するか等判断しなければならず、かなり複雑です。
使いたい紙のストックが無い、又はインクの乗りが悪いので使用不可など、物理的な問題に右往左往。迫り来る校了日に追われ続け、瞬間瞬間の判断を繰り返し、『24』のジャック・バウアーな気分で走りっ放しでした。

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何とか全ての仕様が確定して、最終印刷日を迎えます。
この日は杉山さんと埼玉の印刷工場にお邪魔して、パッケージカラーの最終調整。同じインクでも強弱の加減で雰囲気が変わってきます。この最後の詰めでイメージとズレの無いパッケージが仕上がるのです。

そして無事発売日を迎え皆様のお手元に届ける事が出来ました。
途中『紙が無い問題』と『インクが乗らない問題』には、本当に間に合うのか不安になりましたが、最終的に妥協の無い仕上がりになったと思います。

私自身、元々グラフィックデザインから入ってはいますが、ここまで大掛かりな製作は初めてで、プロフェッショナルとして拘り妥協しない杉山さんの仕事を観て、かなり勉強になりました。有り難う御座います。

そして、パッケージ完成品を手にする喜びはWebデザインとはまた違った感慨深さがありますね。

【番外編】
実はプロフェッショナル版のカラー候補が2種類ありまして、かなりギリギリまで選考に悩んでおりました。
結果現状のカラーに決まったのですが、記念に選考漏れしたカラーの写真もアップします。
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